映画 「渡されたバトン ー さよなら原発」 上映会
皆様、ぜひ、ご参加を!!
【 上映実行委員会からの呼びかけ 】
3.11による福島第1原発事故から2年7ヶ月が経ちました。政府の 「収束宣言」 とは裏腹に、未だに15万人以上の人々が故郷に帰れず、事故原因も明らかにできていません。その一方で安部自公政権は原発の再稼働や海外への輸出を企てるとともに、2020年五輪の招致演説では、 「汚染水はブロックされている」 「状況はコントロールされている」 と事実と異なる演説まで行いました。
いったい “いのち” より優先させなければならないものとはなんでしょうか? 今ほど、原発ゼロをめざす国民的運動が求められているときはありません。
このような情勢のもと、私たちは市民の方々と原発問題を考えていくために、映画・日本の青空Ⅲ 「渡されたバトンーさよなら原発」 (池田博穂監督作品、ジェームス三木脚本) の上映にむけ実行委員会を立ち上げ、とりくみを始めました。
本映画は、全国で初めて住民投票で 「原発建設NO!」 を選択した新潟県巻町 (現新潟市) が舞台です。 投票率88.3%という推進派も反対派も投票した住民投票がなぜ実現できたのかについて、史実に基づき、巻町民の住民投票に至るまでの紆余曲折や波乱に満ちたさまざまなドラマを、ある家族の視点を中心に描いていきます。みなさまとご一緒に考える機会にできれば幸いです。
【 あらすじ 】(チラシより抜粋)
1969年春、過疎化の進む巻町 (新潟県) に異変が起きた。 出稼ぎ大工と行商で細々と食いつないできた角海浜地区の地価が、なぜか値上がりしはじめたのだ。
老舗割烹旅館「珊瑚屋」を経営していて情報源に事欠かない五十嵐家に、どこかの企業が角海浜にレジャーランドを開発するらしいという朗報が舞い込み、みな期待に夢をふくらませる。 ところが6月、北東電力が巻町に原発建設を計画していると 「新潟日報」 がスクープ。
膨大な補助金でさびれた町が息を吹き返すと力説する議員や町職員もいたが、巻町民の多くは戸惑った。 原発そのものをよく理解していなかったからだ。
北東電力は巻原発計画を公表。 何十億円もの協力金や補償金に群がる人々は、あの手この手で計画を推進しはじめる。 町が、人が、家族が変わっていった・・・
【 波乱に満ちたドラマの映画化 】(チラシより抜粋)
3.11東日本大震災・原発事故により原発の安全神話は崩れ去り、国の原発依存に対する国民の怒りと不安は、“原発NO!”のたたかいとなって各地に広がっています。 本作は、新潟・巻町(現・新潟市西蒲区)で原発建設をめぐって、四半世紀という長年にわたるたたかいで、住民投票を実現し、原発建設を阻止した実話をベースに映画化、原発の是非を問いかけています。
今作は、時宜にかなったテーマの映画づくりにこだわる 「日本の青空」 シリーズの三作目。 脚本はジェームス三木が書き下ろし、監督は、社会派のドキュメンタリー映画を多数手がけてきた池田博穂が、今回初めて劇映画に挑みます。
日時 2013年 11月28日 (木)
【朝の部】 10時30分 【昼の部】 14時00分 【夜の部】 18時30分
場所 和歌山県民文化会館小ホール
料金 一般 前売 1,000円 (当日 1,500円)
高校生以下 前売 800円 (当日、1,000円)
主催 「渡されたバトンーさよなら原発」 上映実行委員会
(TEL 073-441-5090 和歌山民医連内)