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「生活保護裁判」支援の宣伝・署名行動がおこなわれました!!
2015年8月10日(月)にJR和歌山駅前(和歌山県和歌山市)で、「生活保護裁判」への支援を訴える街頭宣伝・署名行動がおこなわれました。
「生存権裁判を支援するわかやまの会」の呼びかけで、13人が行動に参加。チラシ約250枚を配布し、裁判所に公正な裁判を求める「署名」への協力を呼びかけました。
当法律事務所の由良登信弁護士も、同裁判の弁護団として、マイクで市民に訴えました。
なお、「生活保護裁判」の第4回口頭弁論が、9月1日(火)の午後1時30分から和歌山地方裁判所(202号法廷)で開かれます。皆様。ぜひ、傍聴にお越しください。
【生活保護裁判とは】
厚生労働省は、2013年8月から生活保護基準の引き下げを始めました。これに対し、和歌山市内などの生活保護受給者8名が、国及び和歌山市に対し、違憲・違法な引き下げであるとして和歌山地裁に訴えを起こしました。
この「生活保護裁判」は、憲法25条が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」とは何かを真正面から問う裁判です。また、生活保護基準は就学援助の給付対象基準、個人住民税の非課税基準、国民健康保険料・介護保険料等の減免基準、最低賃金等、さまざまな制度に連動していることから、国民の生活水準引き下げに反対する闘いにもつながります。