トップページ » 総合新着情報 » トピックス » 2016年3月15日 (火) の夕方にJR和歌山駅前 (和歌山県和歌山市) で、「生活保護裁判」 の支援を訴える宣伝・署名行動がおこなわれました。行動を呼びかけたのは、「生存権裁判を支援するわかやまの会」。当法律事務所の弁護士や事務局も、この行動に参加しました。

2016年3月15日 (火) の夕方にJR和歌山駅前 (和歌山県和歌山市) で、「生活保護裁判」 の支援を訴える宣伝・署名行動がおこなわれました。行動を呼びかけたのは、「生存権裁判を支援するわかやまの会」。当法律事務所の弁護士や事務局も、この行動に参加しました。

     人間らしい生活を求める

      「生活保護裁判」

   JR和歌山駅前で宣伝・署名行動

(マイクで訴える由良登信弁護士)

 

       (署名に協力してくださる市民)

 

 2016年3月15日(火)の夕方にJR和歌山駅前(和歌山県和歌山市)で、「生活保護裁判」への支援を訴える宣伝・署名行動がおこなわれました。当法律事務所の弁護士や事務局もこの行動に参加しました。

 厚生労働省は、2013年8月から生活保護基準の引き下げを始めました。これに対し、和歌山市などの生活保護利用者が、国及び和歌山市に対し、違憲・違法な引き下げであるとして和歌山地方裁判所に訴えをおこしました。これが「生活保護裁判」です。

 この「生活保護裁判」は、憲法25条(生存権)が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」とは何かを真正面から問う裁判です。また、生活保護基準は就学援助の給付対象基準、個人住民税の非課税基準、国民健康保険料・介護保険料等の減免基準、最低賃金等、さまざまな制度に連動していることから、国民の生活水準引き下げに反対する闘いにもつながります。

 この宣伝・署名行動を呼びかけたのは、「生活保護裁判を支援するわかやまの会」。当法律事務所の弁護士は、原告(生活保護利用者)弁護団に加わっています。また、当法律事務所の事務局長は、「生存権裁判を支援するわかやまの会」の事務局を務めています。

 なお、第7回の裁判(口頭弁論)は、4月26日(火)の午後1時10分から和歌山地方裁判所(202号法廷)でおこなわれます。裁判終了後、和歌山弁護士会館で報告集会もおこなわれます。皆様、ぜひ、裁判の傍聴にお越しください。

 

2016-03-17 17:32:54 | RSS