第29回 生活保護裁判
※全国でおこなわれている生活保護基準引下げ違憲訴訟で、2月22日に大阪地裁で原告勝訴の判決が出されました。
和歌山の支援組織は、この勝訴判決を喜びをもって受けとめるとともに、和歌山地裁での裁判にとっても大きな励ましとなっています。
「生活保護基準の引下げに対し、人間らしい生活を求めて闘っている『生活保護裁判』。
3月19日(金)に第29回裁判(口頭弁論)がおこなわれます。また、裁判終了後、報告・交流集会も開催する予定です。
この『生活保護裁判』は、憲法25条が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」とは何かを真正面から問う裁判です。また、生活保護基準は就学援助の給付対象基準、個人住民税の非課税基準、国民健康保険料・介護保険料等の減免基準、最低賃金等、さまざまな制度に連動していることから、国民の生活水準引き下げに反対する闘いにもつながります。
裁判官に公正な裁判を求め、原告団を励まし、世論に大きく訴えるため、皆様の裁判傍聴、報告・交流集会へのご参加をお願いいたします。」
(傍聴等を呼びかけるチラシから抜粋)
日時:2021年3月19日(金)の午前11時から
場所:和歌山地方裁判所
※裁判終了後、和歌山弁護士会館で報告・交流集会をおこなう予定です。
※個人を特定されたくない原告もおられますので、写真撮影等はご遠慮ください。
※マスクの着用をお願いいたします。また、体調の悪い方は、参加をお控えください。
〔呼びかけ〕生存権裁判を支援するわかやまの会