日弁連第61回人権擁護大会プレシンポジウム
特殊詐欺対策
街ぐるみで被害防止を!
【趣旨】
社会問題として注目される「特殊詐欺」は、深刻な被害を生み出し続けています。平成29年度の全国における「特殊詐欺」の認知件数は約18,000件、被害額は約390.3億円に上りました。「特殊詐欺」の手口は、常に進化し、巧妙化しており、自分は大丈夫と思っていた方も被害に遭っています。そして、一度被害に遭ってしまうと、被害回復は非常に困難なのです。
和歌山県下においても、「特殊詐欺」の認知件数は95件、被害額は約2億1500万円に上り、その手口もオレオレ詐欺をはじめ、架空請求詐欺、還付金等詐欺など巧妙かつ様々で、泣き寝入りする被害者を少しでも減少させなければなりません。
本シンポジウムでは、重大な人権侵害であると言っても過言ではない「特殊詐欺」について、和歌山弁護士会が行政・各種団体とともに、その実態・手口を明らかにしつつ、特殊詐欺被害に遭わないための対策を紹介します。
(同企画を紹介するチラシから抜粋)
日時:2018年 7月6日(金)13:30~15:50
場所:和歌山県民文化会館 小ホール
テーマ:〇 和歌山県下における特殊詐欺等の被害実態
〇 特殊詐欺の被害回復の状況とその課題
〇 行政や各種業界団体による街ぐるみでの被害防止策
〇 特殊詐欺等に対する取締まりの状況とその課題
※ 入場無料、申込不要(定員300名)
主催:和歌山弁護士会
共催:日本弁護士連合会、近畿弁護士会連合会